仔猫のあくび

怖い夢・・・　[日々の戯言・・・] [編集]

昨日寝る時に、またしても見てしまった・・・。
見たくもないものを・・・・。

はっきりと記憶が残っているわけではないけれど、
とにかく、怖い夢だった。
「怖い」と一口に言っても色々あると思う。
仔猫が見たのは、ホラー映画系の・・・そう・・・・||-_||| 貞子のようなやつ・・・・。

それは前回と同じく、眠ろうとした時だった。
想像・・・なのか、夢・・・なのかわからない。
ただ、頭の中に浮かんでくるビジョンが、どんどんと「怖い」方向に向かっていく。

仔猫以外に何人か、女性がいた。
更衣室のような・・・トイレのような・・・そんな場所だった。
鏡があって、個室が並んでいた。
その中の一つが、「何か」が出るという噂があった。
みんな面白半分に、「そんな事ある訳ないよねぇ～～」とか、
「出たら面白いねぇ～～」とか・・・言ってみれば、はしゃいでいた。

仔猫はそんな彼女らと、笑いながら、鏡の前に立っていた。
個室の中で着替えていた一人が、悲鳴をあげた。
みんな冗談だと思って、初めは本気にしなかったが、
悲鳴はどんどん広がって・・・部屋の中はパニックになった。

パニックの原因になっているものが、仔猫にも襲ってきた。
走っても、走っても追いかけてくる・・・・・・。

起きなきゃ・・・って思った。
目を開けて・・・こんな怖い夢、見ないようにしなきゃって思った。
でも、出来なかった。

隣に猫夜叉がいるはず。。。。。
猫夜叉に助けを求めたらどうだろう・・・・・
できるかな・・・やってみよう・・・・
「ねぇ～～～」・・・・・・・・声が・・・・出ない。

頭の中は、夢を見ている部分と、覚醒している部分が同居していた。
どんどん状況が進行していく夢・・・。
それを止めようとする、はっきりとした意識・・・・。

もがいていたら、自分の身体が動かない事に気が付いた。
仰向けに寝て、両手をお腹の辺りで組むようにしていたのだけど、
その両手を押さえつける、手の感触が・・・あった。

ちょうど仔猫の手首辺りを、手が掴んでいる。
ただ上から押さえつけられているならまだ良かったが（良くない！）、
感じ的に言うと、その手は、仔猫の後ろ（背中側）から抱きしめるような形で、
仔猫の腕を掴んでいるのだ。

もう一度言うけど・・・、仔猫は「仰向け」で寝ていたんだよ？
後ろから手を回して、仔猫の両腕を掴むって・・・・・ヒイィィ(=^‥^;三;^‥^=)ヒイィィ！！！！！

自分だけではどうにもならないような気がして、また猫夜叉を呼んでみた。
「あぅぅぅ・・・・」
今度は何とか声が出た。
もう少し頑張って声を出してみよう・・・・。
「うぅぅぅ・・・・」

「夢」の中では、長い髪の女の人が、仔猫の腕を掴んでいた。
振り払おうと振り返ると、顔が見えない。（そう！　||-_||| 貞子そのもののように・・・・・・・）
そして女の人が少しずつ、少しずつ顔を上げる。

怖がるくせに、ホラー映画を観るのは結構好きな仔猫には想像できた。
女の人が顔を上げきった瞬間・・・・・。
睨むような・・・人を羨んでいるような・・・・哀しいような・・・・
ぃゃ・・・全ての感情が無くなってしまっているようにも見える、目が見えた。
そして、その口は・・・・笑っている・・・・・・。

もうだめ・・・。
もう限界・・・・・・。
早く夢から覚めなきゃ！！！！！！！！！！

「あぅぅぅぅ・・・・・・」
猫夜叉は気づいてくれない・・・。
ん・・・・そうだっ！！
「た・・・たすけ・・・・て・・・・」

夢を見ていて、「助けて」っていうのも可笑しな事だと思った。
そう思っている自分もいるのだから、ほんとにおかしな話だ。

やっと猫夜叉が気づいてくれて、「どーした？」
安心したけれど、それでも身体の硬直は取れてくれなかった。
「あぅぅ・・・ん・・・・・」
声もまだちゃんと出ない・・・・。

「おい！大丈夫か？」
猫夜叉が仔猫の身体に手をかけて揺さぶると、
両腕を押さえていた「手」が、すぅ～～～～っと消えていった・・・・感じがした。

少しずつ声が出るようになって、今起こったことを、全部猫夜叉に話した。
話しながら、これが「金縛り」というものなのかな・・・って、金縛り初体験の仔猫は思っていた。

「きっと、ストレスが原因だよ」って、猫夜叉は言ってくれた。
「この間の怖い夢といい、今回の事といい、色々なストレスが重なっているのと、
身体が、心底疲れているせいだよ」と、優しく言ってくれた。

確かに、「心霊体験」ではないだろうと思った。
「怖い」と言っても、背筋が凍るような感じはなかったし、
もともと、霊感的なものが少しあっても、「そのもの」を見たことはなかったから・・・。

「とにかく、仰向けで寝ない方がいいよ」と言うので、
横向きになって、猫夜叉に(*--)--*)ピトッって引っ付いて眠った。

.・゜゜・⊂((〃/⊥＼.〃))⊃・゜゜・．ウワーン!!
怖かったよぉぉぉぉ～～～～～（涙）