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虹の橋・・・ [にゃんず♪]

*************** 虹の橋 ***************

天国のほんの少し手前に、「虹の橋」と呼ばれるところがあります。

この地上にいる誰かと親しくしていた動物は、生命(いのち)を終えるとそこへ行くのです。
そこには彼らの為の草地や丘があって、彼らは共に走り回って遊んでいます。
たっぶりの食べ物と水、そしてお日様の光にも恵まれ、暖かく、快適に過ごしています。

病気だった子も年老いていた子も、ここに来てみんな健康と活力を取り戻し、
怪我をしたり、不自由な身体になっていた子も、元通りの身体を取り戻すのです。

まるで・・・過ぎ去りし日の夢のように。。。。

彼らはみんな幸せで、満ち足りて暮らしているけれど、ただひとつだけ不満があります。
それは、それぞれに置き去りにしてこなければならなかった、
特別な誰かが、ここにいない寂しさのこと・・・。

・・・・彼らは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
しかしある日・・・その中の1匹が急に立ち止まり、集中して遠くを見つめます。
やがて彼のその瞳はキラキラと輝き、身体は喜びで震えはじめます。

彼は突然みんなから離れ、緑の草の上を飛ぶように走っていきます。
速く・・・速く・・・まるで飛ぶように・・・・

彼は、あなたを見つけたのです。

やっと出会えたあなた達は、固く抱き合って再会を喜びあいます。
そして、もう二度と離れることはないのです。

喜びのキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は、最愛の友の頭を愛撫します。
そしてあなたは、信頼に満ちあふれた友の瞳を、もう一度覗き込むのです。
あなたの人生から長いあいだ消えていたけれど、
その心からは、一日たりとも消える事のなかったその瞳を。。。。

それから、あなた達はいっしょに「虹の橋」を渡っていくのです・・・。

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この「虹の橋」は、原作者不詳のまま、たくさんの動物のサイトに伝わっている詩です。
原文は英語で、それが世界中の共感を持った人々によって様々な国語に翻訳され、
ネットを通じて伝えられているのです(ですから、日本語訳も色々存在します)。

↑これは、仔猫が自分なりに翻訳してみたものです。
原文が載っているサイトはこちら

そして、どう考えても↑これを書いた人は「犬」を想定して書いたに違いない。
「私はこの詩をネコバージョンに改訳しよう。
愛猫を失った人々に「あなたのネコはこうして待っています。ご安心ください」と伝えよう」
と、
自ら愛猫を亡くされた「ネコでっせい!」のサエコポンさんの猫バージョンをご紹介します。
(太字部分=サエコポンさん筆)

<<虹の橋:ネコバージョン>>

この「虹の橋」は、哀しみの淵に捕らえられている人たちに、
「大丈夫だよ。あなたの大切な友は、虹の橋であなたが来るのを待っているのだから・・・」と、
諭すための詩であると思う。。。

天寿を全うし、やがて天国(ってもんがあるかどうかは知らないけどw)へ旅立つ時、
最愛の友に再び会えるのだ・・・。
だから、先立った友に笑われないような人生を歩んで、
最高の再会を迎えなければならない・・・とも言っていると思う。。。

最愛なる者を亡くした人に、仔猫は「泣かないで・・・」とは言えない。。。
涙はたくさん流せば流すほど、身体の中から少しずつ少しずつ、
哀しみが溶けだしていくような気がするから。。。

仔猫と猫夜叉がそうであったように・・・・。

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2005-11-25 23:39  nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
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コメント 6

不可能姉妹

また...
泣かされたぁ〜!!!
かんがえたく無い...でも...考えなければいけない...
何時かくる...その日...
私は...猫達に笑われない様に...しっかりと...
生きて行けるのだろうか...?
(多分...ダメだな...)
by 不可能姉妹 (2005-11-28 00:32) 

のり巻サザエ

切ないですね。いつも一緒にいることが当たり前になってしまうと、その存在が消えてしまった時の寂しさはたとえようもないものですね。
まして自分よりもはるかにか弱い存在だからとてもとても心配なのでしょうね。
仔猫。ちゃんやサエコポンさんの詩には愛情が溢れていて、読む人の心を打ちます。
私はたとえ体が離ればなれになってしまっても、近くに魂がいてくれると信じています。自分も魂とならない限り埋められない溝はあるけれど、思い出すたびに会話ができるのだと。死は怖いけれど、虹の橋にたどり着いたものたちは今よりきっと幸せなはず。そう信じて祈ります。
by のり巻サザエ (2005-11-29 05:01) 

仔猫。

■不可能姉妹さん、ちわ~v( ̄∇ ̄)v♪niceとコメントをありがとうw
うん。。。うちでも、元気に遊んでる子達を眺めながら、
ふと、「いつまで一緒に居られるんだろう」って考える時があります。
長くても20年・・・たったそれしか一緒に居られないのだから、
今以上に可愛がってあげなくちゃ・・・って。。。。
でも、きっとまた会える。そう信じています。
by 仔猫。 (2005-12-02 12:30) 

仔猫。

■サザエさん、ヾ(@ ̄― ̄@)こんち♪niceとコメントをありがとうw
最愛の者を失った時、仔猫はよく、空を眺めます。
そこに居るような気がして・・・・・。
そして、猫夜叉と思い出話をしている時や、自分がふと思い出している時には、側に居るような気がします。
この詩で救われたのは、病気だった子も年老いていた子も、
昔の元気な時の身体を取り戻して・・・と言ってくれたからです。
永い闘病生活の末にお星様になったポテトを思えば、
きっとそうであって欲しいと思うのです。。。
by 仔猫。 (2005-12-02 12:36) 

猫ふみふみ

最近ちょっと思ったのは、私と旦那さんと、どっちが先かなあってこと。
まだまだ先の話のはずだけれど、うちは子供がいないので、
その先の先に漠然とした不安みたいのがある。
竜を飼う事に決めた時から、「100年生きて化け猫になり、墓守をしろ」
と常々言い聞かせているけれど、きっとそう希望はかなわないんだろうな。仕方がないから、次からは、「虹の橋で待っていろ」とでも、言い聞かせるかな?
by 猫ふみふみ (2005-12-06 17:21) 

仔猫。

■猫ふみふみさん、こんにちわぁ~♪niceとコメントをありがとうw
仔猫んちもそうですよぉ~♪子供が居ないから、これから先のことは、
ある意味不安に思います。
ふと・・・飼い主が先に死んだ場合、どうなるのかなって、今思いました。( ̄-  ̄ ) ンー・・・・その子はずっとずっと虹の橋で待っていなきゃいけないのかな・・・。
by 仔猫。 (2005-12-10 15:25) 

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