仔猫のあくび

なんてこった。。。　[父の病気] [編集]

今日の父は、すこぶるご機嫌だった。
仔猫の休みにあわせて、母が病院の理容室に予約を入れ、散髪をして貰う予定だった。

迎えにいくとデイルームで待っていた。
部屋にテレビが無いので、デイルームで観ていたのかもしれない。
父を連れて、ナースステーションの前で「理容室に予約を入れているので、連れて降ります」
と、看護師さんに声をかけた。
「いってらっしゃい」とあっけなく言うので、仔猫の方があせり、
自分の胸の辺りに手をやり、「大丈夫ですか？」と言うと、
やっと気づいた看護師さんが「あぁ～。そうそう、○○さん、胸の『お守り』を外しましょうねぇ」

。。。ズルッ(ノ＿　＿)ノ　早く気づけよ。。。（笑）

父が胸から下げているのは、商品についている万引き防止用のタグのようなもので、
それを付けたままナースステーションの前を通ると、看護師さんが分かるようになっている。
父には心臓の鼓動を診る為のものだと思わせているので、気づかれない方がいいのだ。

父曰く「ここは普通の病院ぢゃない。精神病院みたいだ。
監視カメラでもあるように、誰かがいつも見張ってる。
こそっと抜け出そうとしても、すぐに見つかってしまう・・・」
(*≧ｍ≦*)ププッ

理容室のある一階には、誘惑がたくさんある。
売店や自動販売機の前を通ると、「コーヒーが飲みたいなぁ・・・・」
自動ドアの向こうにある喫煙所を目にすると、「タバコが吸いたいなぁ・・・・」

とにかく今日の父は良くしゃべった。
夜中に連絡があると思っていたのに無かったのは、
父が眠る事が怖くて、寝なかったからだと分かった。
精神安定剤によってもたらされる眠気と、必死で闘ったという。。。
それはそれで身体に悪いと、少し怒っておいた。

散髪を終えて病棟に上がると、看護師さんが皆、
「○○さん、男前になったねぇ～」とか「すっきりして、見違えたねぇ～」と声をかけてくれた。
照れくさそうに・・・でも、嬉しそうな父。

・・・・と、ここまで書いたところで病院から連絡が入ったので、
今から行って来ます。。。。（汗）

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病院へ行って見た事は、８日の日記に書くとして、
７日の日記の続きを書いてしまおう。。。
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帰るまでご機嫌で、和やかに過ぎたひと時だったが、
眠らないように頑張った・・・と言う事は、今日の晩はそれも出来ないだろう・・・
今日の晩こそ、連絡が入るかもしれない・・・と思いながら帰途に着いた。

母を送り、家に帰ってみると、義母のバイクが無い。
部屋にはテレビがついている。
雨が降っていたから、会社の誰かに送って貰ったのかもしれないと思った。
猫夜叉も最初、そう思ったと言う。

しかし、猫夜叉の悪い予感が当たった。
会社で転んで、頭を打って５針縫ったと言う。
血が付いたままの頭を覆うネットと、大きなガーゼが痛々しかった。
ほんとに、もう・・・・・こんな時に・・・・・_/￣|○ il||li

それで、脳波の検査はしたのかと聞くと、明日すると言う。
頭を打っているのに、のんきな医者だと思いながら、
とにかく、寝る時も子機か携帯を枕元に置いておいて、
吐き気がしたり、めまいがしたら・・・・
とにかく気分が悪くなったら、２階に居る仔猫たちにすぐ知らせるようにと言った。

・・・・で、日記を書いていたら病院から電話。。。

寝不足になるのは仔猫たちだけでいい。
義母には事情を話し、携帯に連絡するように言い残して、
明日仕事がある母には連絡せずに、猫夜叉と二人で急いで病院へ向かった。